2013-11-22 21:00
その他
富士通が世界初のスマートメーター向け通信技術を確立、関西電力に提供

通信を安定化
富士通は11月15日、同社が2009年に開発したアドホック通信技術が、世界で初めてスマートメーター向け無線通信のデータ転送技術として、インターネット技術標準化団体のIETFでRFC承認されたと発表した。同技術は、スマートメーターの導入に必要となる設置環境下において重要な通信接続を安定化するもの。
スマートメーターなどの通信システムに組み込まれることを目的として、設定の必要なくネットワークを自動構築する自律分散型ネットワーク技術。
これまで難しいとされてきた大規模な通信でも安定した無線ネットワーク通信が可能となる。
(画像はプレスリリースより)
200万台超のスマートメーターに導入
同技術は関西電力に向け、先行導入され、電気使用量の収集や開閉器制御などを可能とする双方向通信を実現する。すでに関西電力の200万台を超える大規模スマートメーターシステムに導入され、安定的に稼働している。
関西電力では、検針業務などの効率化に加え、電気使用量のきめ細かな見える化サービスの提供などを実施している。
外部リンク
富士通│プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/
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