2013-11-28 17:00
太陽光発電
業界初、太陽光パネル自動清掃ロボット発表

砂、花粉、水垢などによる発電効率低下を防ぐ
11月26日、シンフォニアテクノロジー株式会社(東京都港区)は、自律走行可能の太陽光パネル自動清掃装置を開発したと発表した。(画像:シンフォニアテクノロジー株式会社より)
業界初の太陽光パネル自動清掃ロボットが開発された。バッテリーを搭載した自動清掃ロボットは、太陽光パネルの上を移動しながら、回転ブラシとワイパーで清掃を行う。装置には洗浄水タンクが搭載され、噴射ノズルから洗浄水を散水して清掃する仕組みとなっている。
清掃ロボットは砂や黄砂、花粉、水垢などの一般的な汚れを対象に、毎時100㎡までの清掃が可能。登坂能力は5度〜30度(雨天時は20度まで)、パネル間隙間50mmと、プラスマイナス30mmまでの走行が可能となっている。
同社によれば、太陽光表面の汚れによって発電効率が最大約5%低下し、出力1MW当たり年間約100万円の損失につながる場合もあるという。
無線機能でモニタリング、夜間作業も可能
清掃ロボットは無線機能を搭載しており、洗浄水やバッテリーなどの状態をリモートモニタリングで監視する。予備充電済みのバッテリーを使用することで、充電待ち時間なしで作業が継続できる。また、赤外線LEDの採用により夜間作業も可能となった。同社は、太陽光パネル清掃装置の特徴を積極的にアピールし、保守・メンテナンスを行うグループ企業のシンフォニアエンジニアリングとともに、今後さらなる事業拡大を目指すという。
外部リンク
シンフォニアテクノロジー株式会社
http://www.sinfo-t.jp/
シンフォニアテクノロジー株式会社/ニュースリリース
http://www.sinfo-t.jp/NewsRelease/
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