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2013-11-26 12:00

太陽光発電

古墳群内に初のメガソーラーが完成 群馬県太田市

群馬県太田市
太田市3件目の太陽光発電所 JFEエンジニアリンググループが設営
11月21日、JFEエンジニアリング株式会社(東京都千代田区)と、JFEテクノス株式会社(神奈川県横浜市)は、群馬県太田市の「おおた鶴生田町太陽光発電所」が完成したことを発表した。

(画像:JFEエンジニアリング株式会社プレスリリースより)

同発電所は太田市が運営する3件目の発電所となる。最大出力は約1.5MW、年間想定発電量は一般家庭約460世帯に相当する約166万kWhと想定されている。発電した電力は再生可能エネルギー買取制度によって東京電力に売電される。

この発電所は、古墳群が点在する耕作放棄農地を活用して設置された。歴史遺産を保存しつつ、JFEテクノスがパネルレイアウトや基礎工法を工夫、全国初の古墳群内メガソーラーが完成した。

基礎工法を工夫し、古墳保護と土地活用を実現
太田市では「太陽光発電推進のまちおおた」を宣言しており、2012年から発電所を稼働している。一方で、同市は東日本最大の前方後円墳「太田天神山古墳」をはじめとする、大小様々な古墳が多数点在することでも知られている。

今回の発電所設置では、点在する直径10数メートルの円墳10か所を避けるように基礎を配置するなど、古墳を保護しながら土地を最大限に活用する手法が取られている。また、市の初期負担を軽減するため、JFEテクノスと東京センチュリーリース株式会社とのリース契約が結ばれている。

JFEエンジニアリンググループでは、2015年度末までに300MW分のメガソーラーの設置を計画している。今後も、14か所の発電所設置実績とノウハウを持って積極的に投資する意向だ。


外部リンク

JFEエンジニアリング株式会社
http://www.jfe-eng.co.jp/
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