2013-12-06 10:00
蓄電池
初の蓄電池電車 栃木県のJR線で運行

非電化区間を蓄電電力で走行
2014年春、栃木県県内のJR東日本線で、国内初の蓄電池電車の運行が開始される。(画像:那須烏山市/ニュースリリースより)
運行車体はEV-E301系。宇都宮(栃木県宇都宮市)から宝積寺(高根沢町)を経由し、烏山(那須烏山市)まで運用される。
宇都宮から宝積寺間では架線からの電力によって走行しながら充電、非電化区間の烏山線宝積寺から烏山間では蓄電した電力を利用して走行する。終点の烏山駅に停車中も充電するほか、回生ブレーキによる発電電力も充電する。
公募で決定 愛称は【ACCUM(アキュム)】
JR東日本大宮支社では、今年8月、車両の愛称名を公募し、応募総数1,382件の中から「ACCUM(アキュム)」に決定した。応募の中で最も多かったのは「エコトレイン」だったというが、最終的には「accumulator(蓄電池)」を引用したACCUMが採用された。
車体には、「架線」「蓄電池」「モーター」による蓄電池電車システムの先進性を矢印で構成したシンボルマークと、普遍性が高く、システマティックなイメージのロゴが表記される。
2014年春から2両編成1本が稼働し、最終的には烏山線すべての車体を蓄電池電車に交換する予定だ。
外部リンク
那須烏山市/ニュースリリース
http://www.city.nasukarasuyama.lg.jp/
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