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2013-12-17 07:00

太陽光発電

NEDO、再生可能エネルギー技術白書を3年ぶりに改訂!

再生可能エネルギー技術白書
期待の高まる再生可能エネルギー
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月12日、「NEDO再生可能エネルギー技術白書」を公開した。
(画像は技術白書より)
3年ぶりの改訂となる今回は、東日本大震災後の状況を踏まえ、
太陽光発電を筆頭に、風力、バイオマス、太陽熱、海洋エネルギー、地熱発電、中小水力発電まで幅広く調査、そしてシステムとしての系統サポート技術、スマートコミュニティのありかたについてまとめている。

発電量の9割が化石燃料
震災後の原子力発電所の長期停止に伴い、震災前に6割だった火力発電比率が9割に上昇。中東に依存するエネルギー供給体制となっている。またコスト増加は2013年で推計3.8兆円と膨らむため、日本が1980年以後経験しなかった貿易赤字国への転落の主因となっている。

再生可能エネルギー導入の意義
再生可能エネルギーはCO2排出量の削減に加え、エネルギーの自給率向上、燃料調達コスト削減を目的に導入が進められている。
海外の事例、国内の実証実験の結果を踏まえ、再生可能エネルギーの持つコスト高、不安定性などの課題を社会システムで解決していく提案がなされている。

未来の目標から現実に
第1版の2010年から政策、市場環境、産業競争環境は大きく変化した。

スマートグリッドなど電力システムの取り組みに加え、人やモノの移動を効率化する交通システムの電動化への取り組みなど、具体的な提言がされている。海外の知見を取り込むこと、住民の参加による実証実験など、地域に根ざしたプロジェクトの展開が重要であると結ばれている。


外部リンク

NEDO再生可能エネルギー技術白書
http://www.nedo.go.jp/library/ne_hakusyo_index.html

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