2013-12-28 16:00
エコ
三井物産、メキシコで風力発電事業に出資参画
サント・ドミンゴ風力発電事業に出資
2013年12月24日、三井物産株式会社は、EDF EN Mexico S. de R.L. de C.V.より、Eoliatec del Pacifico, S.A.P.I. de C.V.の株式の50%を取得したと発表しました。(画像は三井物産株式会社HPより)
EDF EN Mexicoは、フランスの大手再生可能エネルギー発電事業会社であるEDF Energies Nouvelles S.A.の子会社で、三井物産は、本株式については三井物産投資子会社MIT Renewables Mexico, S.A.P.I. de C.V.を通じて取得しています。
今回の株式売買により、Eoliatec del Pacifico, S.A.P.I. de C.Vの株式については、EDFグループが50%、三井物産グループが50%を保持することになり、Eoliatec del Pacificoが推進するサント・ドミンゴ風力発電事業をフランスと日本が舵取りすることになりました(下記スキーム図参照)。
(図は三井物産株式会社HPより)
三井物産、メキシコでの事業展開
現在、三井物産は総発電容量でメキシコ第2位のIPP業者であり、天然ガス焚きコンバインドサイクル(複合火力)発電所6カ所に出資・参画しています。風力発電については、2013年2月にビイ・スティヌ風力発電所に出資しており、今回のサント・ドミンゴは2件目の出資となります。
同社はメキシコを重要な事業展開地として位置付けており、これら発電所の他にも、ガスパイプライン事業やLNG受入ターミナル事業、ガス配給事業、廃水処理事業、上下水道事業を運営しています。
三井物産は今後もメキシコへの電力供給事業や多様なインフラ事業に力をいれるとしており、メキシコの好調な経済を押し上げる一翼を担うことになりそうです。
外部リンク
三井物産株式会社HP内ニュースリリース
http://www.mitsui.com
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