2013-12-23 16:00
その他
自然エネルギー世界白書2013 日本語版発行

100か国以上の研究報告 自然エネルギーの動向を知る
12月19日、特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)が、「自然エネルギー世界白書2013」の日本語翻訳版を発行した。このレポートはREN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク:本部・フランス・パリ)が今年6月に発行した物で、世界100か国以上の研究報告に基づき、毎年発行されている。
先進国、途上国問わず研究された豊富なデータから、世界の自然エネルギー活用の傾向が把握できる。
途上国の自然エネルギー導入増加 日本の太陽光発電も急成長
自然エネルギー世界白書2013の主なトピックとして、・太陽光発電の価格低下および欧米市場の低迷による自然エネルギー投資額の減少
・自然エネルギー発電設備導入量は世界中で増加しており、特に発展途上国で拡大している。
・138の国で自然エネルギーに関する目標や政策が打ち出させている。
・2012年の自然エネルギー発電容量は、前年比8.5%増の14億7,000万kWに達した。風力発電の新規導入が約39%、水力と太陽光発電が約26%を占める。
・2012年には世界570万人が自然エネルギー分野で働いている。雇用の多くは、ブラジル、中国、インド、EUの一部、アメリカに集中している。
・自然エネルギーは、アジア、ラテンアメリカ、中東、アフリカにおいて普及・投資が拡大している。
・日本の自然エネルギー投資額は73%増加、太陽光発電が急成長しており、先進国の中で最も明るいニュースとして紹介された。
などが挙げられる。
レポートはウェブサイトからダウンロード、または申し込みフォームより送料無料で入手できる。
外部リンク
環境エネルギー政策研究所
http://www.isep.or.jp/
環境エネルギー政策研究所/ニュースリリース
http://www.isep.or.jp/library/
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