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2014-01-17 09:00

仰天

落雷が原因?北陸電力、風力発電所火災を調査

国見岳風力発電所火災
経済産業省へ中間調査報告を提出
北陸電力は12月26日、平成25年12月1日に発生した同社国見岳風力発電所の2号機火災について、調査報告書(中間)を提出した。火災の原因は、雷の影響と推定される。

(画像はイメージです)

破損部品を回収、調査継続へ
調査報告書(中間)の概要は以下の通り。

1.事故原因(推定)
  ・風車への落雷により火災が発生したものと推定。
2.今後の調査スケジュール
  平成26年6月を目途に事故原因を解明していく。
  ・回収したブレードを調査し、雷侵入箇所を特定。
  ・ハブ、ナセルを回収し、火災が発生する可能性がある部位の調査を実施。
以 上
(調査報告書より引用)

※1 ハブ :風車の羽根とタワー上部の回転軸を接続する部分
※2 ナセル:タワー上部に設置されている発電機、増速機等の収納部分

風力発電所は周囲にさえぎるものが無い土地に建てられる。このため他の地域においても同様の事故が起こる可能性がある。

多額の費用をかけて建設した風車が能力を発揮しないまま失われてしまう損害は大きい。原因を調査するとともに、国際的な協力も視野に入れた災害防止技術の開発が望まれる。


外部リンク

北陸電力 プレスリリース
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/13122602.pdf
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