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2014-01-13 11:00

蓄電池

【村田製作所】高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュールを発表

村田製作所
小型EV、スマートコミュニティの定置型蓄電システムなどに活用
株式会社村田製作所が、高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュールを開発した。

(画像:村田製作所/ニュースリリースより)

同社が開発した製品は、高入出力リチウムイオン二次電池(写真:赤)と他の蓄電池(写真:緑)を複合したバッテリーマネジメントシステム付き蓄電池モジュール。

次世代交通インフラとして期待される小型電動車両、シニアカーなどの他、スマートコミュニティにおける定置型蓄電システム、無人搬送機、昇降機、無停電電源装置などの電源に使用する。

6分間で約9割の充電量を確保できる超急速充電が実現し、コンパクトながら100Aまでの大電流放電も可能となっている。常温環境下で1日1回の充電・放電を行った場合の期待寿命は10年。エネルギー型リチウムイオン電池、リユース電池、鉛蓄電池との併用も可能だ。

また、入出力電流、電圧、温度などを監視するシステムも搭載され、蓄電池の総電圧や残容量などをリアルタイムに表示し、管理できる。

環境・エネルギー市場に注力 中期経営計画の一環
蓄電池モジュールは、中期経営計画で注力市場と位置づけされた環境・エネルギー市場向けの取り組みとして開発された。

製品はジード株式会社の超小型モビリティの試作機に搭載され、2014年1月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで行われる国際カーエレクトロニクス技術展で発表される。量産は2015年4月から、滋賀県の野洲事業所にて開始する。


外部リンク

村田製作所
http://www.murata.co.jp/index.html

村田製作所/ニュースリリース
http://www.murata.co.jp/new/
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