エネクトニュース

三洋ホームズ株式会社と株式会社セディナが提携し、2月8日よりグリーン電力証書を活用したリフォームローンの提供を開始することを発表した。

この事業は、2月8日から3月末までに三洋ホームズと太陽光発電の設置契約をおこない、セディナのリフォームローンを活用する利用者に対し、約1年分のグリーン電力証書をセディナが買取り、自社の環境活動及び拡販に役立てるものである。

三洋ホームズは「エコ＆セーフティ」を企業コンセプトに、太陽光発電システムにおけるグリーン電力遠隔検針システムの開発を行い、日本初となる設備認定をグリーンエネルギー認証センターから取得し、住宅への導入を推進するなど「人と地球に優しい」取組みを行っているという。

一方、セディナは、提携先の様々な決済ニーズに応えることで、利用者・提携先・セディナがwin－win－winの関係になることを目指しており、全国の支店ネットワークと日本最大規模の金融機関ネットワークを持ち、今後とも加盟店へのきめ細かいアフターサービスを提供していくという。

グリーン電力とは、太陽光、風力、水力といった自然の恵みから生まれた自然エネルギーによって発電された電力のこと。二酸化炭素を多く排出する化石燃料による従来型のエネルギーとは違い、地球環境に優しい持続可能なエネルギーであり、このグリーン電力の持つ様々な環境価値を第三者機関が評価して証書化されたものがグリーン電力証書である。

グリーンエネルギー認証センターは、（財）日本エネルギー経済研究所の附置機関。“特定の基準を充たした発電設備”によって取引されるグリーン電力価値が、“実際に発電”されていることを、“公平な立場の機関”が“認証”する役割を担う。

この新サービスを事例に、太陽光発電がどんどん普及していくことを願いたい。

<関連サイト>
http://www.sanyohomes.co.jp/
http://www.cedyna.co.jp/

（編集部　上田真之）