2014-02-04 19:00
太陽光発電
【こうべWエコ発電プロジェクト】3月から発電開始

日本初 太陽光とバイオガスでWエコ
神戸市と大阪ガスの子会社エナジーバンクジャパンが共同で進める「こうべWエコ発電プロジェクト」が、3月から発電事業を開始する。(画像:神戸市/記者発表資料)
このプロジェクトは、神戸市垂水区の垂水下水処理場を活用したもので、太陽光とバイオガスを併用する発電所だ。2つの自然エネルギーを組み合わせる発電事業は全国初の取り組みとなる。
処理場の上部空間を利用したメガソーラーと、汚泥から作るバイオガスの併用によってより安定した電力確保が可能になるとともに、CO2排出量の削減にも貢献できるということだ。
公民連携による再生可能エネルギーの実現
発電所は、公民連携による「共同事業方式」を採用。神戸市が資源と空間を無償で提供、民間は資金とエネルギー製造ノウハウを活用して、再生エネルギーの創出が可能となった。そのため、総投資額は約10億円であるが、神戸市の支出はゼロとなる。垂水処理場の年間発電量は太陽光発電が200万kWh、バイオガス発電が250万kWh、一般家庭約1,300世帯分と見込まれている。年間売電収入は約1億7,000万円を見込んでおり、神戸市はその2割を受け取る。
このような公民連携による再生可能エネルギー事業は今までに例がない。事業は国の再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し、20年間の運営を予定している。
外部リンク
神戸市
http://www.city.kobe.lg.jp/
神戸市/記者発表資料
http://www.city.kobe.lg.jp/information
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