2014-02-04 22:00
エコ
ベトナムの病院、省エネ化に日本の技術

地球全体のCO2削減へ
三菱電機株式会社は1月27日、「ベトナム 国営病院における省エネ/環境改善によるグリーンホスピタル促進事業」の開始を発表した。(画像はウェブサイトより)
三菱商事株式会社、三菱UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社
と共同で省エネエアコン約1000台を導入、エアコン運転技術のシステム化で病院全体の省エネ化をするとともに、日本の温室効果ガス削減目標に貢献することを目的とする。
二国間クレジット制度JCMに合意
実証事業の概要は以下の通り。◆実施項目
(1)EMS(エネルギーマネジメントシステム)の開発
(2)省エネ・空気質改善技術の導入および効果の検証
(3)JCM 方法論の登録申請
(4)JCM 方法論に基づく温室効果ガス削減の実証
◆実施場所
ベトナムの国営病院(ハノイとホーチミンの各1 施設)
◆実施期間
平成26年1月~平成28年2月
日本の技術に期待
本事業は、昨年12月に独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により採択された地球温暖化対策技術普及等推進事業の一つ。ベトナムで日本の技術を用いて省エネ化を図り、温室効果ガスの削減に努めることは、地球全体の温暖化対策につながる。複数台のインバーターエアコンを効率的に連携制御するエネルギーマネジメントシステムを導入。換気に伴う熱損失を低減する全熱交換器(ロスナイ)も同時に導入することにより、院内空気質の向上を図る。
一国だけでは解決できない地球環境問題。きれいな空気を輸出するともいえる日本のシステムで多くの人を救うことが出来るよう期待が高まっている。
外部リンク
三菱電機株式会社 プレスリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/0127.pdf
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