エネクトニュース

日本電気株式会社は、クラウド基盤サービスとハウジングサービスのハイブリッド利用が可能な「NEC神奈川データセンター」を、1月27日に神奈川県内に開設すると発表した。

(画像はウェブサイトより)

最新の低消費電力CPUを採用した省電力・高集積サーバを新たに開発。1ラックあたり700サーバを収容可能となり、サーバ本体の消費電力と設置スペースは従来の1／4に削減されている。

二重構造の天井からダウンフローで冷気を吹き降ろす。従来のアップフローに比べ、機器の配線に影響を受けにくく効率的に冷却、空調の消費電力を約20％削減。さらに中央研究所が開発した「相変化冷却方式」を採用することで、従来の水冷方式と比較して冷却器の消費電力を約30％削減した。

場所は活断層から9km以上、海岸から30km以上離れ、ハザードマップの被害想定区域外。
同社は度重なる事業売却によって空いた建屋を有効活用し、コア事業に注力する。

建屋は耐震構造、マシンルームは免震構造を採用すると共に、満床時最大72時間の無給油連続運転が可能な自家発電装置の設置や電源設備の冗長化を実施、万全の対策としている。

外部リンク

日本電気株式会社　ニュースリリース
http://jpn.nec.com/press/201401/20140123_01.html

NEC神奈川データセンター
http://jpn.nec.com/outsourcing/dc/kanagawa.html