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2014-02-06 09:00

太陽光発電

岩手県雫石町、豪雪地帯でのメガソーラー事業を発表

雫石町
スイス、ジュネーブを拠点とするエトリオン社の技術
岩手県雫石町は1月22日、大規模太陽光発電事業立地に関する記者発表を行い、小岩井農場隣接地でメガソーラー事業を開始すると発表した。
(画像はプレスリリースより)

スイスのエトリオン社と日立製作所グループ会社の株式会社日立ハイテクノロジーズの二社が出資、特別目的会社を設置する。発電した電力は100%東北電力に売電、地元の雇用を確保するために建設工事の優先発注を行う。地域の子供たちへの環境教育にも役立てる。

豪雪地帯における先進事例
一般家庭7000世帯分に相当する発電料は雫石町の6200世帯を上回る見込みだ。総事業費は76億7千万円。世帯あたりにすると124万円になる大事業。平成27年10月竣工後、20年間の発電を予定している。

雫石町は有数の豪雪地帯にあり、日照時間の短さなど、課題は多い。エトリオン社も実際の設置実績は温暖な地域に限られているため、日本の技術にかける期待も大きい。ここで得られるノウハウを生かすことで、有効利用されていない土地がエネルギー源として使えるようになることも期待したい。


外部リンク

雫石町 ニュースリリース
http://www.town.shizukuishi.iwate.jp/
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