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パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、ホームエネルギーマネジメントシステム（以下HEMS）普及のために2012年10月より「スマートHEMS」を発売しており、今回「スマートHEMS」のさらなる普及のためにHEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」を5月21日より順次発売予定だ。

（画像はプレスリリースより）

「スマートコスモ」は、住宅分電盤内の全回路に分岐電流センサを標準搭載しているのでエネルギーの見える化がスムーズに行えて、新築時の太陽光発電システムやエネファーム、パナソニック製住宅用「創蓄連携システム」などにも対応している。

また、あとからこうした設備を導入することができるように本体内は連結ブレーカを追加可能となっており、これまでのように増設ボックスなどが必要なく省施工での設置が可能だ。

国内では2016年の電力小売の全面自由化や2020年代早期に全家庭へスマートメーター設置が計画されており、「スマートコスモ」とスマートメーターが連携することで、接続機器を時間帯別に最適制御したり、デマンドレスポンス・ピーク抑制・ピークシフトに対応したりすることができ、「電力需給の安定化」や「大規模停電の防止」に貢献できるとのことだ。

パナソニックでは、スマートグリッド社会に対応した「スマートコスモ」を住まいのスタンダード設備として提案していき、今後も「スマートHEMS」を拡充させることで快適な暮らしを実現していくとしている。

外部リンク

パナソニック プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/