エネクトニュース

2月24日、パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、業界初の住宅用壁掛け型リチウムイオン蓄電盤「LJßSG10A」を発表した。

（画像：パナソニック株式会社／プレスリリース）

非常時の電源確保や節電のため、一般家庭でも蓄電システムの設置要望が高まっている。しかし、価格や設置スペースの問題から、導入が実現しない例も多い。

同社は、この状況を受け、戸建住宅やマンション、小規模店舗などの狭い空間にも設置しやすい、低価格の蓄電システムを開発した。

蓄電盤は壁掛けタイプ。サイズは住宅用分電盤やエアコンと同じ大きさで、インテリアとの調和に配慮したシンプルなデザインを採用した。床の補強なども不要で簡単に取り付けできる。非常時には照明器具や冷蔵庫、テレビなどに自動で給電を開始、太陽光発電システムからの充電も可能となっている。

（画像：パナソニック株式会社／プレスリリース）

蓄電容量は1kWh。設置場所は室内に限り、結露が無いことが条件となる。蓄電容量を減らすことで減額が実現、希望小売価格は40万円（工事費別）となっている。同社では、年間1万台の販売を目指すという。

外部リンク

パナソニック株式会社
http://panasonic.co.jp/

パナソニック株式会社／プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/