2014-02-28 08:00
その他
ヨネックスが風力発電ブレード事業に参入

ラケットなどのカーボン加工技術により軽量化が実現
2月26日、ヨネックス株式会社(本社:東京都文京区)は、風力発電用カーボンブレードの製造・販売事業に参入することを発表した。(画像:ヨネックス株式会社/ニュースリリース)
24時間発電可能なことから注目を浴びている風力発電事業に、スポーツ用品メーカーが参入する。ヨネックスは、長年培ってきたラケット、ゴルフ、スノーボードでのカーボン加工技術を活用し、今後の成長が期待される小型風力発電事業を開始する。
製品は、軽量で耐久性の高い垂直軸型カーボン製ブレード。国立長岡技術科学大学、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で開発され、2014年4月の発売が決まった。
優れた耐久性と流体形状 弱い風速でも発電向上
製品はカーボン製で耐久性に優れ、変形に強い。重量は1枚2,500gで、同サイズアルミ合金製に対して約半分という軽量化に成功した。また、垂直型ブレードに最適な上下対称の流体形状が実現、風速1.5m/sの弱い風速でも発電効率の向上が可能となった。風速5m/sでは一般の形状より5倍の発電量が確認されたという。風力発電事業の製品開発・製造・販売は、新潟県長岡市の同社生産本部で一貫して行う。価格は1枚8万円。
外部リンク
ヨネックス株式会社
http://www.yonex.co.jp/
ヨネックス株式会社/ニュースリリース
http://www.yonex.co.jp/pr
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