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2014-03-11 11:00

太陽光発電

経産省、2014年度の再生可能エネルギー買い取り価格案を発表

エネルギー固定価格買い取り制度
太陽光は4円引き下げ 設置費値下がりを反映
3月7日、経済産業省の調達価格等算定委員会が、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の買い取り価格案を示した。最終決定は3月末に発表される。

(画像はイメージです)

価格案によると、2014年度、出力10kW以上の事業用太陽光発電買い取り価格は、2013年度の36円/kWhから4円引き下げられ、32円/kWhとなる。これは、太陽光パネルの性能向上や、設備設置費などの値下がりを反映したものと考えられる。

出力10kW未満の住宅用太陽光発電については、従来の38円/kWhから1円下がり、37円/kWhとなる。

洋上風力、水力に新規価格区分設定
技術開発が進む「洋上風力発電」は今回初めて価格区分が設定され、36円/kWh(調達期間20年)となった。

水力にも新しい価格区分が作られた。設置済みの導水路を活用する「既存導水路活用中小水力」は、200kW未満25円、200kW以上および1,000kW未満21円、1,000kW以上3万kW未満14円(すべて調達期間20年)と設定された。この設備は利用できる期間が長いため、設備コストが除外された。

これ以外の風力、水力および地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーについては、2013年度の買い取り価格を継続する。


外部リンク

経済産業省
http://www.meti.go.jp/
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