エネクトニュース

自然エネルギー発電事業を行う会津電力株式会社（福島県喜多方市）と、JTBコーポレートセールス（東京都新宿区）が、会津地方の宿泊施設を中心に電気自動車用充電池の無料設置を進める。

（画像：会津電力株式会社）

会津電力が、JTBコーポレートセールスの「JTB EVモビリティ観光活性化事業」に賛同し、共同でPRキャンペーン「會津 meets EV」を行っている。キャンペーンによって電気自動車の普及を進め、環境に配慮した観光地としてイメージを定着させたいとしている。

このプロジェクトでは、充電設備を設置する施設がJTB保有の充電器を賃貸借する。従って本体費、設置費用、固定資産税、保守・メンテナンス費用などの負担は発生しない。充電に伴う電気代は施設が負担する。

電気自動車用充電設備については国から設置費用の補助はあるものの、その後の維持費負担などを理由に普及が進んでいない。プロジェクトでは、電気自動車の普及のために不可欠な充電設備拡大に取り組むことで、地域の活性化を目指す。

3月19日には、会津若松市生涯学習総合センターにて、旅館、ホテル、大型ショッピングセンターなどの商業施設を対象に説明会が開催される。

外部リンク

会津電力株式会社
http://www.aipower.co.jp/