2014-03-12 09:00
太陽光発電
太陽電池を低コスト化!Cuペースト事業を国が支援

東北大学・小池教授が開発に成功
政府の保証により民間企業を支援する株式会社産業革新機構は3月6日、株式会社マテリアル・コンセプトへの出資を決定した。東北大学・小池教授の研究をもとにCuペーストを事業化、現在使われているAgペーストを置き換えることで、低コストな太陽電池の実現を目指す。(画像はプレスリリースより)
LSIの配線技術を太陽電池へ
電子部品や太陽電池には導電性の高いAgペーストが以前から使用されてきた。高価な銀を安価な銅に置き換えることが出来れば、大幅なコストダウンがはかれる。しかし銅は酸化しやすく、基板であるシリコンへ拡散してしまう、密着性が悪いといった問題があり、実用化が困難であった。東北大の小池教授はこの課題を解決するために自らマテリアル・コンセプト社を設立、研究を続けてきた。
今回の出資を受けて、実用化の加速が期待される。
外部リンク
株式会社産業革新機構 ニュースリリース
http://www.incj.co.jp/PDF/1394074145.01.pdf
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