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2014-03-12 01:00

太陽光発電

三井化学、太陽光パネルの診断、コンサルティング事業に参入

三井化学
ドイツ企業と提携 太陽光パネルのトラブルに対応
3月6日、三井化学株式会社(東京都港区)は、ドイツのPhotovoltaik-Institut Berlin AG(フォトヴォルタイク インスティテュート ベルリン 以下「PI」)と、太陽光発電に関する診断及びコンサルティング事業を開始すると発表した。

(画像はプレスリリースより)

この事業は、太陽光パネル診断(選定時、設置前の品質、信頼性評価)、太陽光発電所診断(運用時の発電性能評価、不良パネルの検出、発電所転売時の資産価値評価)、コンサルティング(発電所の計画・検収における支援、第三者評価レポートの発行)の3項目を柱に行われる。

同社は、本事業について国内の銀行や発電事業計画者、研究機関などと契約締結を信仰、PIの独占ライセンス契約の締結に向けても協議中だ。PIは、世界市場を対象に太陽光パネルに関する試験、認証、R&D及び太陽光発電所向けサービスを行っている。

欧州では多くのトラブル発生 日本国内の需要に備える
太陽光発電先進の欧州では、すでに多くの発電所でトラブルが発生し始めており、設置前の調査や運用時の不具合チェックへの需要が高まっている。

同社は、太陽光発電事業への参入が増加している日本国内でも同様の事態が発生すると予測し、本事業への取り組みを決めた。

太陽光発電部材やパネル分析・解析・試験サービスなど、太陽光発電の信頼性に関する専門技術と知識、実績をもとに、今後も自然エネルギー推進に貢献する意向だ。


外部リンク

三井化学株式会社
http://jp.mitsuichem.com

三井化学株式会社/ニュースリリース
http://jp.mitsuichem.com/release
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