2014-03-10 12:00
エコ
世界最高発光効率を達成した白色有機EL照明パネル開発

コニカミノルタが開発
コニカミノルタ株式会社は、世界最高発光効率を達成した白色有機EL照明パネルを開発した。発光効率131lm/W
コニカミノルタでは、銀塩感光材料開発や色素開発などで培った機能性有機材料合成技術と機能性有機材料設計技術を活かして、有機EL照明とその材料についての研究開発を以前から進めており、2010年からはNEDOが実施する「次世代高効率・高品質照明の基盤技術開発」プロジェクトの委託先の一つとして選ばれた。本プロジェクトのテーマの一つとしてコニカミノルタ独自の技術を活かして発光効率を向上させるための研究開発を進めていき、昨年10月に開催されたアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展CEATEC JAPAN 2013には発光効率103lm/Wを実現した有機EL照明パネル(発光面積15平方センチメートル)を出展した。
今回開発された白色有機EL照明パネルは、発光効率103lm/Wのパネルで使用した技術の最適化をさらに追求したもので、発光効率131lm/W(発光面積15平方センチメートル)を達成しており、これは世界最高の発光効率となっている。
コニカミノルタは今後も、有機EL照明の発光効率・発光寿命の向上や、フレキシブル化などの応用技術開発に注力し、有機EL照明における「新しい価値の創造」を目指していくとしている。
外部リンク
コニカミノルタ ホームページ
http://www.konicaminolta.jp/
コニカミノルタ ニュースリリース
http://www.konicaminolta.jp/
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