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2014-03-20 09:00

エコ

地中熱と空気熱を併用 コロナからハイブリッド暖房システム発表

GeoSIS HYBRID
外気温によって熱源選択 高効率な暖房が実現
3月10日、株式会社コロナ(新潟県三条市)は、地中熱と空気熱を熱源としたハイブリッドヒートポンプ温水暖房システムを発表した。(画像はプレスリリースより)

業界初、2つの自然エネルギーを利用した家庭用温水暖房システム「GeoSIS HYBRID(ジオシス ハイブリッド)」が、9月から発売される。

このシステムは、外気温が低いときは地中から、高いときは空気中から熱源を採り、効率のよい省エネ暖房を実現する。暖房出力・効率は外気温に左右されず、高効率な運転が可能だ。ランニングコストはガス式温水暖房と比較し、約3分の1という。

掘削深さ半減 普及促進を妨げる工事費を大幅削減
地中熱温水暖房システムを採用する場合、管を埋設するための工事費が高額になるため、導入が難しいのが現実だ。

しかし、ジオシス ハイブリッドでは2つの熱源を利用するため、必要な地中掘削の深さは約半分になる。通常より小型の機械で埋設でき、工事費も約半分に低減できる。

GeoSIS HYBRID
(画像はプレスリリースより)

深さを抑えることによって地中熱出力が下がるが、その分は空気熱が補うという仕組みだ。常に高効率なエネルギーを優先し、暖房シーズンを通した省エネ運転が可能となっている。


外部リンク

株式会社コロナ
https://www.corona.co.jp/

株式会社コロナ/ニュースリリース
https://www.corona.co.jp/news
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