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2014-03-22 10:00

エコ

エコライフ習慣を醸成する学習活動 京都の小学校

エコライフ
環境に対する意識をはやくから
東日本大震災以降、原発停止の影響から多くの老朽化した火力発電所が再稼働を余儀なくされるなど、一層に環境問題への配慮と熟慮が求められている。

そんな中で京都市は、地球環境への理解と温暖化防止への行動を一般家庭から根ざさせるため、「こどもエコライフチャレンジ推進事業」を05年から続けてきている。

全市立小学校を対象に、夏休み・冬休み中の児童にエコロジー的な生活スタイルを、その家族や友人との共同のもと実践させることで、環境に寄り添って生きる習慣を身につけてもらおうというものだ。

(画像はプレスリリースより)

保全されたカリキュラム
取り組みは休み期間中だけの思い出として風化などしてしまわないよう工夫がなされている。

まず児童らには長期休み前の合同授業として、映像を含めた情報から地球温暖化への見識を養ってもらい、計画を定めた上で休み中にエコライフに挑戦してもらう。

子供たちは自分らの活動を配布された環境家計簿に記録し、それを元に休み明け後、ワークショップ形式での事後学習会を通じて級友たちと環境を意識した生活への認識を育めるという流れだ。

京都の取り組み、マレーシアでも
一方では海を越え、成長著しい新興国マレーシアの経済特区「イスカンダル開発地域」でも、この京都市の教育プラグラムを元にした同様の取り組みが行われている。

同経済特区は、「東南アジアの優等生」といわれる工業化を成功させたマレーシアの中でも「環境保全と経済成長の両立」を掲げており、区内の小学校23校において、まさにマレーシア版「こどもエコライフチャレンジ」が開発実施されたという。

同区ではこのプログラムの結果を踏まえながら環境保全政策の継続が計画されている。


外部リンク

京都市
http://www.city.kyoto.lg.jp/

バリュープレス
http://www.value-press.com

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