2014-03-27 14:00
エコ
JFEエンジニアリングが苫小牧市に次世代型生産プラントを建設

今年8月に完成
JFEエンジニアリングとグループ会社のJファーム苫小牧株式会社は3月18、北海道苫小牧市でスマートアグリ生産プラントの建設に着工したと発表した。同社は昨年10月、「スマートアグリ事業部」を立ち上げ、オランダ型の高栽培制御システムや、国内初の大規模トリジェネレーションシステムを取り入れた生産プラントによる農業ビジネスへの参入を決定している。
今回の生産プラントは、同事業部における第一弾の事業として、今年8月の完成を予定している。
(画像はニュースリリースより)
トマトやベビーリーフを生産
トリジェネレーションは、コジェネレーション(=熱電併給)に対して、熱源から生産される熱、電気に加え、発生する二酸化炭素(CO2)も有効活用するエネルギー供給システムを意味する言葉で、二酸化炭素を農作物の生育促進に使用することで収穫量を大幅に増やすことが可能となる。生産プラントの完成後は、リーフ栽培技術や農場操業ノウハウを持つアド・ワン・ファームとJFEエンジニアリングが出資して設立するJファーム苫小牧株式会社が生産事業を行う。
トマトやベビーリーフの収穫、出荷、販売を進めることで、5年後には、生産事業の拡大と国内・海外におけるEPC(設計、調達、建設)事業により100億円の売上を目指している。
外部リンク
JFEエンジニアリング│ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/
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