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2014-04-03 09:00

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フォントを変えれば巨額の節約!米中学生の研究結果

フォント
連邦政府へ提言
米ペンシルベニア州ピッツバーグの中学生スヴィア・マーチャンダニ君(14)が、文書のフォントを変えるだけで、インク代を大幅に節約できる、との画期的な研究結果を発表、注目を集めている。3月29日、米CNNが報道した。

(画像はプレスリリースより)

提言に対し連邦政府印刷局は、「注目に値する」としながらも、印刷局の環境維持の取り組みは、コンテンツのウェブへの移行が中心だとし、書体の変更については明言を避けた。

各書体で使用されるインクの量をグラフ化
スヴィア君は、教師が配るプリントのサンプルを集め、最も頻繁に使用される5文字(e,t,a,o,r)に着目。ガラモン、タイムズ・ニュー・ローマン、センチュリー・ゴシック、コミック・サンズの4つの書体で同じ文字を拡大印刷し、各書体で使用されるインクの量をグラフ化した。

その結果、ガラモンを使用することにより、学区全体のインクの消費量は24%減り、年間2万1000ドルものインク代が節約できることが分かったという。さらにこれを政府に当てはめると、2億3400万ドルの節約になると報告している。

スヴィア君は教師に促され、ハーバード大卒業生によって創刊された中学生や高校生の研究発表のためのフォーラム「新しい調査員のためのジャーナル(JEI)」へ投稿、このたび発表された。


外部リンク

CNN(英語)
http://edition.cnn.com/

Journal of Emerging Investigators(英語)
http://www.emerginginvestigators.org/
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