2014-04-03 15:00
行政
環境省、グリーン・ファンドの対象事業2案件を決定

地域主導型事業
環境省は3月27日、地域低炭素投資促進ファンド創設事業費補助金、地域低炭素化出資事業(グリーン・ファンド)について、出資案件が決定したことを発表した。これは基金設置法人である一般社団法人グリーンファイナンス推進機構にて、昨年7月より出資案件の募集を行ってきたもの。
グリーン・ファンドはCO2を減らす事業と、地域経済を元気づける地域主導型の事業に対して投資を行う環境省の事業。
今回、第三者の専門家からなる審査委員会での審査を経て、出資案件が2件決定された。
環境省は、今後も出資案件の募集を続けるとともに、技術類型、事業者の特徴、地理的なバランス等も考慮し、予算の範囲内において出資を決定していくとしている。
風力、小水力発電事業に決定
出資を決定した2案件は、北海道における風力発電事業と富山県における小水力発電事業。北海道における風力発電事業は、市民風力発電を事業者とし、1億円の出資を決定した。
事業者がこれまで培った風力発電事業の経験やノウハウを活用し、地元と連携して再生可能エネルギーの導入促進と地域の環境保全に貢献しようとする取り組み。
富山県における小水力発電事業は、建設コンサルタントである新日本コンサルタントを事業者とし、1億円の出資を決定した。
同事業は富山県南砺市を流れる湯谷川流域において、河川を利用した流れ込み式の小水力発電事業を行うもの。
外部リンク
環境省│地域低炭素投資促進ファンド創設事業 地域低炭素化出資事業に係る出資案件の決定について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/
市民風力発電
http://www.cwp.co.jp/
新日本コンサルタント
http://www.shinnihon-cst.co.jp/
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