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2014-04-03 17:00

太陽光発電

阪神大石駅がグリーンステーションに生まれ変わり

太陽パネル
国内最軽量の太陽パネル使用
阪神電気鉄道株式会社(代表取締役社長:藤原 崇起)は3月31日に、神戸市灘区にある阪神大石駅のホーム屋根上へ、国内最軽量の結晶シリコン型太陽光パネルを完成、設置している。

この太陽光パネルの総面積は810平方メートルで、上空から見ると同駅の細長い駅舎の屋根を太陽パネルがほぼ覆い尽くしているが、その総重量は5トンであり、これは1枚が9.5gという通常の重さの50%ほどに収まる軽量設計だ。

(画像はプレスリリースより)

驚きの軽量パネルの恩赦は幅広く
なおこの軽量新パネルは今回の駅舎への設置工事時にも威力を発揮し、作業員が一人で持ち運ぶことにより工期が短縮されて、なおかつ普通は必要な建物自体への柱や梁の補強が不要になるなど、エネルギー以外の分野にも利益をもたらしている。

パネルの年間発電量予測値は126,000kWhであり、これは大石駅において一年で使用される電力量の約30%をカバーできる計算で、自分で電気をまかなえる「発電ステーション」が街の核を起点に広がっていく将来像へ、大きく期待と夢がふくらむ取り組みであるといえる。

地域のグリーン化に積極寄与
また設置工事の過程では設計と施工、維持管理を阪神グループ一体で推進する独自の保護システムが採用されるなど、これからの太陽光発電システム導入ノウハウの確立をにらんだ積極的体制がとられており、同社はそうして積み上げたノウハウをグループ内外に展開していくことで地域に対する包括的貢献を深め、引き続いて沿線活性化に取り組んでいく方針としている。


外部リンク

阪神電気鉄道株式会社
http://www.hanshin.co.jp/index.html

阪神電気鉄道株式会社 ニュースリリース
http://www.hankyu-hanshin.co.jp

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