2014-04-04 12:00
太陽光発電
生保業界初、第一生命が茨城県の所有地を太陽光発電事業に貸し出し

新スキームで事業投資
第一生命は3月31日、茨城県神栖市の同社所有地を太陽光発電事業のため東鉄工業に貸し出すことが決定したと発表した。同社は今年度より、環境・インフラ関連案件を含めた成長分野への投融資を強化している。
同事業は、同社所有の20,518平方メートルの土地に東鉄工業が太陽光発電所を建設し、2014年12月の売電開始を目指すもの。
同社はこれまでにも複数の太陽光発電事業者に投融資を行っているが、同社が所有する不動産を貸し出すというスキームは今回が初であり、大手生命保険会社としても初の取り組みとなる。
復興産業集積区域に建設
今回、東鉄工業が建設するのは約1.37MWのメガソーラーで、同社にとっては2件目となる太陽光発電事業。想定発電量は約1,510MWh/年で、発電した電力は東京電力に売却する。2014年5月に着工し、12月以降に発電を開始する見込み。なお、当該地区は、東日本大震災復興特別区域法に基づき「茨城県産業再生特区」の認定を受けて復興産業集積区域に指定された場所である。
東鉄工業では、同事業が、復興支援活動として被災地域の経済の活性化に貢献すればと考えている。
外部リンク
第一生命│ニュースリリース
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/
東鉄工業│受注・完工等その他に関するお知らせ
http://www.totetsu.co.jp/topics/
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