エネクトニュース

女子旅の人気スポットとして話題沸騰の高知県梼原町（ゆすはらちょう）は、年間約30万人が訪れる観光地としての側面のほか、全国の自治体や団体が視察に訪れる環境モデル都市としても脚光を浴びている。

梼原町は自らの町の魅力を表すキーワードとして「デトックス」と「エコ」を掲げており、心からゆったりと過ごせる環境で全国の特に女性の旅心をくすぐっているようだ。

そんな梼原町には地元の森林資源を利用した木造建築が多く存在し、遊歩道で川のせせらぎを聞きながら楽しめる森林浴も魅力だ。

中心部に電柱と電線がない梼原町は、町をあげて再生エネルギーの活用に取り組んでおり、「生き物にやさしい低炭素なまちづくり」を目指している。

その一環として森林資源の循環モデル事業を展開し、温室効果ガス排出量70％削減および地域資源利用によるエネルギー自給率100％超えを、2050年までに達成したい構えだ。

2013年からは移住者への支援策として、町内の空き家をリフォームして貸し出す制度をスタートさせ、未就学児童の保育料・授業料の支援や、中学卒業までの医療費無料制度の充実も図っている。

さらに「環境モデル都市」としては、年に300以上の自治体から関係者が視察に訪れている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

高知県庁　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000010962.html

梼原町
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/