エネクトニュース

パナソニックグループは、27日に開催された「平成27年度 省エネ大賞」の表彰式において、「経済産業大臣賞」1件「省エネルギーセンター会長賞」2件の合わせて3件の受賞を受けたと発表した。

省エネ意識の浸透、製品の普及促進、産業の発展および省エネ型社会の構築に寄与することを目的に設立された「省エネ大賞」は、省エネ波及効果の高いビジネスモデルの構築を後押しすることに貢献している。

今回【製品・ビジネスモデル部門：省エネルギーセンター会長賞】でパナソニックが株式会社ダイヘンとの連名で受賞を受けた「太陽光発電向けパワーコンディショナ用冷却ユニット」は、太陽光発電システムのパワコン用冷却ユニットだ。

従来はエアコンを使用して多量の熱を冷却しようとするのが一般的な構造だったパワコン向け冷却ユニットであるが、パナソニックが開発したシステムは、筐体内と屋外空気の間で高効率に熱交換を行うことができ、気密性能を維持しつつ少ない電力での冷却を実現している。

この結果としてパワコンの運用にかかる消費電力も、エアコン冷却方式と比べ約87％の削減を見込むことができる。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

パナソニック　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002098.000003442.html