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2016-03-11 08:00

太陽光発電

東北電力、石巻蛇田太陽光発電所を含む系統安定化システム運用開始

東北電力
「石巻蛇田太陽光発電所」の営業運転開始
東北電力株式会社は、「石巻蛇田太陽光発電所」の営業運転を開始したことと「系統安定化システム」の運用を開始したことを発表した。

低炭素社会と防災に貢献
石巻市では、震災復興基本計画において「エコ・セーフティタウン構想」に基づいて太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用する「低炭素なエコタウン」と、災害などの非常時においても「灯りと情報が途切れないまちづくり」実現などを図る「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」を実施している。

今回運用を開始した「系統安定化システム」は、石巻市の「エコ・セーフティタウン構想」実現に貢献するもので、システムは太陽光発電所、系統安定化制御装置、蓄電池設備にて構成されている。

「系統安定化システム」では、災害公営住宅や戸建住宅に導入されることが見込まれる太陽光発電システムからの電力安定化、非常時に街路灯への電力供給を行うことが期待されており、別途導入された「需要家統合システム」との連携により、地区内のエネルギー管理も行っていくとのことだ。

「石巻蛇田太陽光発電所」の出力は300kWで、想定年間発電量は一般家庭約90世帯分の年間消費電力量に相当する約31万kWhを見込んでおり、蓄電設備は出力360kW、容量120kWhのリチウムイオン電池が設置されている。

東北電力では今後も、地元電力会社として「エコ・セーフティタウン構想」実現に貢献するべく、システムの安定運用を実施するとしている。

(画像はプレスリリース 別紙PDFより)


外部リンク

東北電力 プレスリリース
https://www.tohoku-epco.co.jp/news/

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