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独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構（JOGMEC）は2日、石炭と天然ガスの競合について検討・議論する「石炭と天然ガス市場の動向等について～競合相手を理解する～」を開催したことを発表した。

資源価格の低迷や気候変動への対応に迫られている昨今の世界をとり巻くエネルギー資源環境において、安価で調達の容易なエネルギー源として依然として存在感のある石炭と、優れた環境特性から採掘・生産技術の進歩が著しい天然ガスとの競合が注目を集めている。

そんな中で発電方法を石炭から発電燃料にシフトする方針を出す国も出始め、今後世界的な発電燃料のシフトの現実性を探る動きが各方面で強まっている。

JOGMECでは石炭・天然ガス双方の市場構造や産業界の動向をまとめ、エネルギー資源のシェアを決める要素は何なのかについて、「世界の石炭事情調査」の2015年度中間報告も兼ね、市場の最新情報を発表した。

各界から石炭の炭質の基準や米国でのシェールガスの割合といった問題に精通する業界人が集まり、各々の知識を深める機会が提供された。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

石油天然ガス・金属鉱物資源機構　プレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000111