• TOP
  • >
  • その他
  • >
  • 東京電力、電力自由化に向けたスマートメーター設置の遅れを発表
2016-04-05 12:00

その他

東京電力、電力自由化に向けたスマートメーター設置の遅れを発表

電力自由化
経済産業省への報告概要などを公表
東京電力株式会社は、スマートメーターの設置状況などについて2016年2月29日に経済産業省へ報告し、追加の報告を求められたことから、3月24日に追加の報告を行ったことを発表した。

不利益が生じないように努め早期設置を目指す
3月24日に東京電力は報告概要の公表し、スマートメーターの設置について電力小売りの全面自由化が開始となる4月1日までに設置が間に合わないこと、設置の遅延による不利益が生じないようにするとともに最大限に早期設置に努めることをあげている。

報告では、小売事業者との託送供給契約が成立している件数が3月21日時点で約46.3万件あり、そのうち約29.2万件が自社の小売部門新自由メニューに移行するものとしている。

また、平成28年4月1日までにスマートメーター設置が必要となるのが、3月17日までに契約が成立した約38.5万件のうち約32万件であることがあげられた。

東京電力では、3月の設置見通しとして23万台を予定していたが、3月21日時点では5.6万台にとどまっており、3月末までに23万台の設置に向けて取り組みを進めていくとしている。

今後の方針としては、3月17日までに託送供給契約が成立している38.5万件について最大限に早期設置を行うとともに、需要家に不利益が生じないように最大限考慮していくとしている。


外部リンク

東京電力 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/press/release/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook