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東京電力エナジーパートナー株式会社は、日本瓦斯株式会社（以下、ニチガス）およびニチガスグループの「東彩ガス株式会社」「東日本ガス株式会社」「北日本ガス株式会社」の3社が販売する都市ガスについて、2017年4月以降より卸供給を受ける基本契約を、5月9日に締結したことを発表した。

今年より開始された電力小売りの全面自由化に続き、2017年度よりガス小売の全面自由化が予定されており、今回、東京電力エナジーパートナーはそれを見据えた基本契約を締結した。

ニチガスでは今回の契約を通じて、約30万世帯の消費者に対して都市ガスの供給を目指すとしており、ガス小売の全面自由化後となる2017年度には、新たに11万世帯の消費者獲得を目指すとのことだ。

東京電力エナジーパートナーは、東京電力グループの基盤を生かして都市ガスの安定供給を行うとともに、電気事業のノウハウなどを活用したセットメニューの開発や、付加価値サービスの提供を行っていくとしている。

両社はこれまでにも、2015年10月5日より電気・ガスのセット販売に関する業務提携契約を締結するなど、協力してサービスの提供を行ってきており、今後も、ガス小売の全面自由化に向けた協議を行い、電気とガス販売の新たなサービス開発に取り組むとしている。

外部リンク

東京電力エナジーパートナー プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2016/