エネクトニュース

湘南電力株式会社は、神奈川県内の一般家庭を含む50kW未満の低圧電力を扱う電力供給サービスを開始することを決定した。

湘南電力は、湘南地域が本拠地のプロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」と、株式会社エナリスが共同で設立した電力会社で、2015年6月より高圧の企業向け電力供給サービスを開始し、「電力の地産地消」をコンセプトとして事業に取り組んでいる。

今回、湘南電力は、4月からの電力小売りの全面自由化に伴い個人需要家から電力購入を希望する声が多数寄せられたことから、低圧需要家向けの電力供給サービスも新たに開始することを決定した。

サービスの内容や詳細などについては4月18日発表時点では検討中となっており、詳細などは決定次第随時発表するとのことだ。

低圧需要家向け電力供給サービスの提供開始時期については、今年の10月を目指すとしており、湘南電力は今後も、分散型エネルギーシステムとスマートコミュニティ構築に向けて、新たなサービスの提供やさまざまな取り組みを行うとしている。

また、今年度に供給する電力については、太陽光発電を中心に取り扱い、供給電力の約50％を神奈川県産とする予定としている。

外部リンク

湘南電力 ニュースリリース
http://shonan-power.co.jp/release_20160418.html