エネクトニュース

一般財団法人 日本冷媒・環境保全機構（以下、JRECO）は、6月16日、フロン排出抑制法に関わる業務課題を効率的に解決する「冷媒管理システム（RaMS・ラムズ）」の説明会を、参加費無料で開催することを発表した。

昨年4月、フロン排出抑制法が施行となった。一方、多くの業務用冷凍空調機器が、冷媒としてフロンを使用していることから、管理者は法令遵守の観点から、業務負担増が避けられない状況にあるのが現状だ。

このシステムは、インターネットを活用しながら、管理者が実行すべき事項を、電子的に記録、保存、出力等することで、業務の効率化、機器管理の適正化を図るものだ。

また、フロンの充填量や回収量の登録では、「情報処理センター」として国の指定を受けており、「環境側面」として、法令を遵守した効率的な管理や、管理者自身の管理状況を確認しながら、ISO14001（環境マネジメントシステム）を維持していくことも可能だという。

JRECOは、このシステムの説明会を、東京をはじめ、福岡、仙台等、全国主要都市にて開催する。

なお、説明会は、充填回収業者向け（午前）、管理者向け（午後）で各1時間30分を予定し、定員は各30名。参加申し込みは、ホームページにて受け付け中だ。

外部リンク

日本冷媒・環境保全機構 プレスリリース（共同通信PRワイヤー）
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/

RaMS説明会の参加申し込み
http://www.jreco.or.jp/guidance.html