2015-05-15 10:00
太陽光発電
パキスタンに初のメガソーラーが完成

エネルギー政策第1段 来年には世界最大規模に拡張
パキスタン初のメガソーラー「Quaid-e-Azam Solar Power Park Bahawalpur」が完成した。ナワーズ・シャリーフ首相等も参列し、落成式が行われた。今回完成したメガソーラーは敷地面積500エーカー、出力は100MW。パンジャブ州とパキスタン政府によるプロジェクトで、2014年から中国の企業が建設を行っていた。
同国のエネルギー政策として進められている発電施設の第1段階で、来年には約1,000MWまで拡張される予定だ。すべてが完成すれば、敷地は1万エーカー以上となり、世界最大規模の太陽光発電施設となる。
慢性的な電力不足と非常時の電源確保を実現
パキスタンでは夏季の気温が50度に達する地域もあり、ピーク時には大規模なエネルギー不足が起こる。この電力不足の解消や、テロなど非常時の電源確保のため、プロジェクトが進行されている。建設に当たっては約3,000人がプロジェクトに参加した。そのうち約800人が今後もソーラーパーク関連の仕事に就くという。
ナワーズ・シャリーフ首相は、
首相に就任後、国から停電をなくすことを目標としていた。2017年から18年には、停電はなくなるだろう。(The Express Tribune News Networkより)
と述べている。
(画像:The Express Tribune News Networkより)
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The Express Tribune News Network
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