エネクトニュース

4月30日に発表された、テスラモーターズの家庭用蓄電池「Powerwall」と産業用蓄電池「Powerpack」が、すでに予約困難な状況になっている。

製品は今年8月発売予定。ウェブサイトからの予約が開始され、約1週間でPowerwallに3万8,000件、Powerpackに2,500件の受注があった。すでに2016年半ばまでは予約できない状態である。

注文が現実となれば、利益は、同社の2015年、第1四半期の電気自動車の売上げと同等になるという。CEOのイーロン・マスク氏も、驚異的な反響に「クレイジーな状況だ」とコメントを発した。

マスク氏によれば、Powerpackについては、大規模な製造企業などからの注文が多いため、各企業につき少なくとも10台の注文が入ることになるという。したがって、実際には2万5,000台程度の受注が期待できる。

Powerwallについても、1件の注文につき1.5〜2台の導入が期待できるため、実際には5、6万台の受注が見込まれている。

一方で、同製品のオンライン予約は非常に簡単で、内金振り込みの必要もないため、予約者が本当に購入するのかと疑問視する記事もみられた。

（画像：テスラモーターズ／Powerwallより）

外部リンク

テスラモーターズ／Powerwall
http://www.teslamotors.com

inhabitat
http://inhabitat.com