• TOP
  • >
  • 太陽光発電
  • >
  • 九電工とオリックスなど5社が福島県相馬市でメガソーラー発電所を建設
2015-05-25 23:00

太陽光発電

九電工とオリックスなど5社が福島県相馬市でメガソーラー発電所を建設

メガソーラー
地域貢献にも
オリックス株式会社、株式会社九電工、株式会社ベルテクノエナジー、九電みらいエナジー株式会社と株式会社北斗電気設備工事の5社は5月19日、共同で「合同会社レナトス相馬ソーラーパーク」を設立し、福島県相馬市磯部地区の土地を活用し、大規模太陽光発電所を建設すると発表した。

事業用地である相馬市は東日本大震災の津波で被災しており、塩害により農作が困難であることから今年3月、農地転用が認められていた。

今回、地権者との土地活用に関する契約が締結し、メガソーラー建設が決定する運びとなり、地域への貢献策として、地域の農業振興に発電事業における収益の一部を寄付し、保守・メンテナンス業務の委託によって地元での雇用を創出することとなる。

最大出力52.5MW
同発電所の設置面積は約70万平方メートルで、約19万8千枚のパネルを設置し、出力規模は最大52.5MWを予定している。

また、年間発電量は約6千万kWhでこれは一般家庭約16,660世帯分の年間消費電力に相当する。

今年7月より、九電工・北斗電気特定建設工事共同企業体が施工を進め、2017年6月の運転開始を予定している。

オリックスと九電工は、2011年11月に九州地区での事業拡大を目的に戦略的パートナーとして協業する合意をし、鹿児島県内では枕崎空港跡地を活用したメガソーラー事業等も行っている。

オリックスは、2009年5月から電力小売事業に参入しており、自治体や企業などが保有する全国の遊休地を賃借し、最大出力1,000kW(1MW)以上の大規模な太陽光発電所(メガソーラー)の建設、運営を進めている。

両社は、今後も、環境エネルギー関連事業を積極的に共同展開していく考えだ。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

オリックス株式会社 ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/2015/150519_ORIXJ.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook