2015-05-22 07:00
その他
羽のない風力発電機が実現?スペイン企業が発表

「Vortex」支柱の振動を活用して発電
スペインの企業が羽のない風力発電機を発表し、話題となっている。最新型の風力発電機は、スペインを拠点とするテクノロジーベンチャー企業、Vortexが開発した。
風力発電機の象徴ともいえる大きな羽を排除し、支柱が受ける風の力を利用して、振動力を電気エネルギーに変換する仕組みだ。
巨大なプロペラを回転させるための装置をしないため、構造がシンプルになり、製造コストは約半分に削減できる。また、風力発電設備周辺の悩みである騒音問題も解決する。
コスト、設置スペース、騒音削減に期待
1基当たりの発電効率は、プロペラ型と比較して3〜4割程度落ちると予測されている。しかし、発電設備がスリム化されるため密集して設置することが可能になり、トータルの発電効率は向上すると期待されている。現在、一般家庭や産業用発電として活用する出力4kW型「Vortex Mini」の製品化が計画されている。また、大規模な発電施設に活用できる「Vortex Gran」の設計も進められている。さらに、高さ3m、出力100Wのタイプも検討されているという。
同社は事業化に向けて、スペイン政府と民間から100万ドルの資金援助を受けた。すでにメールで200件の問い合わせがあり、アメリカでの事業展開も計画している。
(画像:Vortexウェブサイトより)
外部リンク
Vortex
http://vortexbladeless.com
WIRED
http://www.wired.com
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