2015-06-02 08:00
蓄電池
東北電力「南相馬変電所蓄電池システム」着工
出力4万kW、容量4万kWh
東北電力株式会社は、福島県の復興に資する取り組みとして、南相馬変電所に出力4万kW、容量4万kWhの蓄電池を設置するとしており、平成27年5月29日に据え付け工事に着手したことを発表した。蓄電池による再エネ導入拡大効果を検証
今回の事業は、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会の公募案件「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」に採択されたものとなっており、蓄電池による再エネ導入拡大効果などについて検証する取り組みとなっている。工事は南相馬変電所構内に蓄電池設備(コンテナ収納)やパワーコンディショナなどで構成される蓄電池システムを設置することに加えて、蓄電池システムに出力調整指令を送信する機能を東北電力中央給電指令所システムに追加する工事も行うとのことだ。
設置面積は約8500平方メートルで、蓄電池にはリチウムイオン電池を採用、出力は4万kWで、容量は4万kWh、着工は平成27年5月29日で、運転開始は平成28年2月末を予定している。
東北電力では、今回の事業を通じて福島県内の再エネ導入拡大を支援するとともに、今後も地元電力会社として、福島復興に貢献できるよう取り組んでいくとしている。
(完成イメージ図 画像はプレスリリースより)
外部リンク
東北電力 プレスリリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/
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