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2015-06-25 01:00

その他

複数の稼動状況を一元管理、日立パワーソリューションズが新システム発売へ

一元管理
最適表示を可能に
株式会社日立パワーソリューションズは6月7日、株式会社日立製作所が開発した情報一元管理技術を用いて、風力発電所や太陽光発電所、自家発電設備や産業機器など複数の設備稼動状況を一元管理し、経営層や設備管理者、保守作業者などそれぞれの業務で必要とされる情報を、目的に合わせて最適な図表として表示するシステムを発売した。

同システムを利用することで、複数の設備稼動状況を集約し、経営層から設備管理者、現場の保守作業者まで、同一の情報をリアルタイムに共有することが可能になる。

また、目的に合わせた最適な表示により、迅速な意思決定や作業指示、現場での作業ができるようになる。

システムを一元管理
これまで、業種の異なる設備や異なるメーカーの機器やシステムを一元管理することは、構造が複雑化してしまうため困難だった。

このため、設備管理者や保守作業者は各設備のデジタルダッシュボードの表示をそれぞれ確認して作業を進めなくてはならず、迅速な作業が行えない、障害情報が経営層の間でリアルタイムに共有されないといった課題があった。

日立は、異なる設備や機器のデータを同一の通信チャネルで共有できる情報一元管理技術を開発し、今回この技術を活かし、日立パワーソリューションズの有する設備監視や保守におけるノウハウや知見を融合することで複数の設備稼動状況を一元管理し、目的に合わせて最適な図表として表示するシステムを製品化した。

同システムは運転管理や予兆診断などの情報分析機能、インターネットなどの外部情報と組み合わせることが可能で、情報を体系的に管理できることから、設備管理者や保守作業者が、各設備のデジタルダッシュボードを個別に確認する必要がなくなり、設備管理における作業指示や保守作業、障害対応の迅速化に寄与する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社日立パワーソリューションズ ニュースリリース
http://www.hitachi-power-solutions.com/
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