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2015-06-24 12:00

蓄電池

日本ガイシ、三菱電機から大容量蓄電池設備を受注

日本ガイシ
NAS電池、九州電力豊前発電所に設置
6月22日、日本ガイシ株式会社は、三菱電機株式会社から電力貯蔵用の大容量NAS電池を受注したことを発表した。

この事業は、九州電力が、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会の公募「再生可能エネルギー接続保留緊急対応補助金」に採択され、実施されることが決まった。

受注された蓄電池は、九州電力株式会社の豊前発電所内に設置される。出力は5万kW、定格容量30万kWhで、今年度中に稼働する予定だ。完成すれば世界最大級の蓄電池設備となる。

大容量、高エネルギー密度、長寿命で、電力の安定供給を実現
NAS電池は2002年、同社が世界で初めて実用化した大容量蓄電池。今回設置する設備には、コンテナ型NAS電池が使用されている。可搬型蓄電池で、20フィートのコンテナ内に出力200kWのNAS電池と制御装置類が組み込まれている。従来と比べ、設置期間の短縮や設置工事費用の削減が実現している。

NAS電池は大容量、高エネルギー密度、長寿命を特徴としており、長期間にわたって電力を安定供給することが可能となっている。事業化以来、世界に約190か所、総出力45万kW、総容量300万kWh以上の納入実績がある。

(画像:ニュースリリースより)


外部リンク

日本ガイシ株式会社
http://www.ngk.co.jp

日本ガイシ株式会社/ニュースリリース
http://www.ngk.co.jp/news
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