2015-06-18 19:00
蓄電池
日産、グリーンチャージと提携し、リーフのバッテリーを再利用

米および世界の蓄電施設で活用
6月15日、日産自動車は、アメリカのGreen Charge Networks(グリーンチャージネットワーク)と提携し、EVのリチウムイオンバッテリー再利用に取り組むことを発表した。日産は2010年より、アメリカでEV「リーフ」を発売。現在までの販売台数は17万8,000台を超えた。今回の事業は、このリーフに利用されたリチウムイオンバッテリーの再利用。アメリカおよび世界のエネルギー蓄電施設で、バッテリーの第2の人生がスタートする。
グリーンチャージは2009年、カリフォルニア州に設立された。エネルギーコストの削減方法などを企業に提案している。日産とのバッテリー再利用プロジェクトは、グリーンチャージが主体となって行う。
両社エンジニアが安全性やパフォーマンス向上に取り組む
バッテリーの再利用に当たって、両社からエンジニアチームを作り、1年以上前から実用性に向けての安全生や信頼性、パフォーマンスの向上に取り組んだ。プロジェクト初の再生バッテリーは、今夏、日産工場でインストールされる予定。今後は、風力発電や太陽光発電にも活用していく意向だ。
アメリカ日産・4RエナジーのディレクターであるBrad Smith氏は、
日産リーフのリチウムイオンバッテリーは、車両から取り外した後も大きな価値を保っている。私たちは、自動車以外の用途でもこのバッテリーを活用できると期待している。
Green Charge Networksとともにバッテリー再利用に取り組み、エネルギーコスト削減や持続可能な社会を実現し、顧客に利益をもたらしたい。(プレスリリースより))
Green Charge Networksとともにバッテリー再利用に取り組み、エネルギーコスト削減や持続可能な社会を実現し、顧客に利益をもたらしたい。(プレスリリースより))
と語っている。
(画像:Green Charge Networksウェブサイトより)
外部リンク
Green Charge Networks
http://greencharge.net/
Green Charge Networks/プレスルーム
http://greencharge.net/press-room/
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