2015-06-28 13:00
その他
オーストラリア、2040年には再生可能エネルギーが主流に
世界の電力供給システムが急速に変化
ブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンス(BNEF)が、電力供給についてレポートを発表した。レポートでは、世界の電力供給システムが、急速に再生可能エネルギーに移行しており、今後もその勢いは加速していくと予測している。しかし同時に、CO2排出量の増加も指摘し、世界的なアクションを起こさなければ排出量は減らせないとしている。
BNEFは、オーストラリアの具体例を引き合いに出し、設立後40〜50年経過し、劣化した石炭・ガス発電所は今後急速に風力・太陽光発電所に置き換えられると予測した。そして、2040年には再生可能エネルギーでの電力供給が全体の半数以上を占めるという見解を示した。
家庭用発電システムの普及で消費者が電力を管理できる時代に
レポートによれば、自然エネルギーによる電力システムのコストは、設置・運営面共に確実に削減されているという。今後、オーストラリアでは屋根置き型の小規模な太陽光発電システムや、家庭用蓄電池の導入が進み、家庭、企業ともに消費者は自分自身で電力供給を管理することが可能になるとしている。
(画像:The Guardianより)
外部リンク
The Guardian
http://www.theguardian.com
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