エネクトニュース

楽天株式会社と株式会社クレックスは、家庭および法人事業者向けの電力販売に関して、業務提携に向けた検討を開始することに基本合意したことを、7月10日に発表した。

楽天は、2016年の電力小売全面自由化と2017年に予定されているガス小売全面自由化に向けて、新サービスの検討を行い有望な提携先を模索しており、北海道、関東、東北を中心にLPガス小売事業を展開するクレックスを提携先に選んだ。

楽天では現在、オンラインショップ「楽天市場」をはじめとする「楽天スーパーポイント」を活用して、多様なサービスをワンストップで提供する「楽天経済圏」の拡大を進めており、今回の提携で「楽天スーパーポイント」を使った新たなサービスの共同開発を検討する予定だ。

新たなサービスは、クレックスのLPガス顧客に対して提供予定で、電力、ガスおよび「楽天スーパーポイント」を組み合わせたサービスとなる予定となっており、今月からクレックスの既存顧客1万世帯をモニターとして募集し、サービス開発につなげるとしている。

楽天とクレックスは今後、電力およびガス小売の全面自由化による市場環境の変化に、クレックスの顧客サービスと楽天の技術力・ポイントサービスを組み合わせたサービスの提供を行うことで対応し、電力およびガス市場の発展に寄与するとしている。

外部リンク

楽天 プレスリリース
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/