2015-08-07 08:00
その他
ミネベア、高効率LED街路灯をカンボジアに導入

環境省によるJCM設備補助事業
ミネベア株式会社は、環境省による「二国間制度を利用したプロジェクト設備補助事業(JCM設備補助事業)」の事業者に採択され、カンボジアに無線ネットワークを活用した「高効率LED街路灯」を設置することを発表した。年間3590トンCO2排出削減
環境省の実施する「二国間制度を利用したプロジェクト設備補助事業」は、途上国で低炭素技術の活用などによりCO2排出削減を実施し、測定・報告・検証を行い、これによって算出された排出削減量を「二国間クレジット制度」を利用して、日本の排出削減量とするのを目的とした事業となっている。ミネベアでは、2014年に資本参加したスイス「Paradox Engineering社」の無線ネットワークと、2014年に「合弁会社MIK Smart Lighting Network株式会社」をたちあげた岩崎電気株式会社の街路灯を組み合わせた「高効率LED街路灯」の開発に取り組んでおり、今回、カンボジアに導入することを決定した。
「高効率LED街路灯」は、無線ネットワークを活用して調光コントロールや、運転時間、消費電力量のモニタリングなどが可能となっており、カンボジアに導入することで年間3590トンのCO2削減効果が期待できるとしている。
設置地域は、プノンペン市内3か所と、アンコールワット周辺道路を含んだシュムリアップ市内2か所となっており、今後は、環境省の補助金を受けながら3年間にわたって、カンボジアの電力消費量削減や温室効果ガス排出量削減に貢献していくとした。
外部リンク
ミネベア プレスリリース
http://www.minebea.co.jp/news/press/2015/
環境省 JCM設備補助事業について
http://www.env.go.jp/press/101143.html
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