2015-08-03 08:00
蓄電池
九電工、ハウステンボス別荘地域内でハイブリッド発電システム活用実験開始
再エネによるハイブリッド発電システム
株式会社九電工は、ハウステンボス・技術センター株式会社と共同で、「再生可能エネルギーによるハイブリッド発電システムの活用実験」を開始したことを発表した。オフグリッドのシステム
今回の実験は、長崎県佐世保市ハウステンボス町18-10の「ハウステンボス別荘地」共有施設において実施され、実験期間は平成27年7月27日より5年間となっている。再生可能エネルギーは太陽光と風力が用いられ、設備概要としては、太陽光パネルが10kWを3セット、小型風力発電機は5kWを2基設置し、産業用鉛蓄電池も20kWhが6セット設置されている。
設置されたシステムの特徴としては、電力会社の送電系統と接続されていない「オフグリッド」で、電力需給を制御する独立した発電システムとなっているとのことだ。
今回の実験では、ハウステンボスは再生可能エネルギーのみを活用しながらも、安定した電力供給が可能かを検証し、エネルギー対策やCO2削減に貢献するとしている。
九電工は今回の実験で、供給電源のない未電化地域で「オフグリッド」の電力安定供給可能なシステム確立のための実験を行い、今後は、インドネシアにおいて実証実験を行う計画としている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
九電工 プレスリリース(PDF)
http://www.kyudenko.co.jp/press/docs/
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