2015-09-02 20:00
太陽光発電
丸紅プロテックス、ガラパゴス諸島に太陽光発電を設置

火力発電などで環境汚染が進む諸島 再生エネの導入を進める
8月31日、丸紅プロテックス株式会社は、ガラパゴス諸島向けに太陽光発電システムを設置する事を発表した。これは、政府の環境プログラム無償資金協力「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」の一環で、一般財団法人 日本国際協力システム(JICS)から受注した事業。太陽光発電システムと出力安定化システムを、エクアドル共和国のガラパゴス諸島に導入する。
世界自然遺産であるガラパゴス諸島では、火力発電や増え続ける観光客などを原因に、環境汚染が進んでいる。この状況を受け、エクアドル政府は生態系保護のための対策として、積極的な再生可能エネルギーの導入を進めている。
計画では、67kWの太陽光発電システムと、総容量4,250kWhの出力安定システムを設置する。
諸島全体の電力安定供給と環境保全に貢献
丸紅プロテックスは2010年より、環境プログラム無償資金協力「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」に基づく事業を実施している。これまでにアジア、アフリカ、中南米の14か国で実績を積んでいる。今回の事業は富士電機株式会社と協業し、装置の調達、現地での施工、試運転、操業始動を行う。完成は2016年1月の予定。この事業により、諸島最大の人口を有するサンタクルス島へ、さらにはガラパゴス諸島全体への安定した電力供給が可能となり、環境保全への貢献が期待されている。
(画像:丸紅プロテックス株式会社ウェブサイトより)
外部リンク
丸紅プロテックス株式会社
http://www.m-protechs.com/
丸紅プロテックス株式会社/ニュースリリース
http://www.m-protechs.com/file
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